2015年 11月 の投稿一覧

【現場ストーリー】第九話《迎撃》


気付けば、今年も残り5週間ちょい。
年末に向け、街が忙しなく動き出しましたね。
そんななかブログ更新も怠り、ゴロゴロしっぱなしの今日この頃。
セクシー大下(独りで過ごすクリスマスが怖い派)です。
ごきげんよう。

 

数少ない読者の皆様、元気してましたかー?
最近になり、BABY METALにどっぷりハマっている
セクシー齢32歳です。
最早、手の施しようがありません。
一生結婚できないなこりゃー。

結婚したいよーっ!!
独りは嫌だよーっ!!
でもBABY METALも大好きだーっ!!
最近周りの皆からロリ◯ン認定されてるよーっ!!
これはイジメだよーっ!!
イジメ、ダメ、ゼッタイ

 

 

取り乱しました。(ブレない。)
久々のブログ更新ですが、若干書き方忘れてますね...。
ようやく取り戻してきたかな?

さて、前回の続き、
詰まった挙句、ピラミッド状態のトイレ清掃とゴミ部屋清掃の依頼を受け、
敢然と立ち向かう、セクシーと相棒。
とりあえず、二人でゴミ部屋を片付けることに..。
しばらくして、
相棒
「ハッ、コレハ!!」
セクシー
「何々?……………ミッ、見なかったことに…..」
「まぁ出来ないよね..。」

そこにあったのは、茶色い液体で満たされたペットボトルの山。
中身はもちろん、【お尿】その数約200本!!
考えてみれば、至極真っ当な結果ですよね。
トイレ詰まる→トイレ使えない→ペットボトルがあるじゃない(閃き)
と、なる訳です。

作業としては「一本一本現場で開封(某K〇C風)」して、下水に流します。
非常に強い臭気との闘いです。私の最も苦手な臭気の一つです。
プラス、開封時に炸裂します。炭酸の飲料の開封時と一緒です。
もうね飛沫浴びまくり。。ですので、この作業後はコンビニにも立ち寄れません。

話を戻します。

この場合、まずは、トイレの復旧~ペット開封~下水処理です。
ピラミッド状態のピラミッド部分(もちろんUNです)を、
我が右手をパワーアーム(ライダーマン・心の師)と化し、ガッシガシと取り除き
詰まりを解消します。

最終的にこの現場は作業日程が一日延びました。
もちろん御依頼主様にはご納得して頂いた上で、です。
無事全行程終了し、ご満足頂くことが出来ました。

帰り道すがら、
セクシー
「完全に見誤ったねー」
相棒
「してやられましたねー」
セクシー
「以後気を付けます。」
相棒
「人も物事も表面だけじゃわからんねー」
セクシー
「….ぁい。」

ミタメジャナイヨ

次回《激突》御期待下さい。

~♪~
I love you~嘘にぃ濡れたぁ~

冷たいぃ肩を~抱~いてぇ~

疲れたぁ子供~のようにぃ~

お前はぁ~震えたぁ~

太陽はぁ~きま~ぐれに~


【現場ストーリー】第八話《偽装》


HOTココアがおいしい季節となりました。
あまりの寒さに、毛布を買い足したりして、
冬眠の準備を着々と進めている今日この頃。
セクシー大下(ベットより布団派)です。
ごきげんよう。

 

肥えまくり。
もう最近肥えまくり…。
最近マジで中年体系に磨きがかかってきました。
このままじゃいけないよなーと思いつつ、行動が伴わないセクシーですが…、
わかっちゃいるけどやめられない。

  

甘いモノが大好きだーっ!!
気付けばチャーハンばっかりだーっ!!
チャーハンだけが友達だーっ!!
チャーハンの子供になりたいんだーっ!!
むしろ産みたいんだーっ!!

   

取り乱しました。(ブレない。)
しかしながら、
読者の皆様もどこか心当たりがありませんか?
これはマズイと思っていても人間なかなか変われません。
それは、日々の習慣を維持し、環境を一定の状態に保ちつづけようとする
脳内の機能があるからです、これを恒常性の維持(ホメオスタシス)といいます。
こいつが厄介なんです。

 

とある現場、
依頼内容は1LDKのお部屋の清掃、ハウスクリーニング。
建物外観はシャレた作りのデザイナーズマンション。
最初にご依頼主お会いした印象は、清潔感のあるオシャレな青年でした。
一目で判る高級なスーツに腕時計、そして革靴。
多分お金持ちの方なんだなーと漠然と思っておりました。

 

しかしながら…、
見積もりの為、いざ室内に足を踏み入れると、そこはいわゆるゴミ屋敷でした…。

 

なるほど。
何故弊社にご依頼があったのかが理解できました。
(※特殊清掃タスカットではハウスクリーニングももちろん承っております。)

 

ご依頼主様
 「トイレも清掃出来るんですよね?」
セクシー
 「もちろんです、喜んで!(白〇屋風)」
ご依頼主様
 「よかったー、助かります。これなんですけど…」  ガチャ

  

 ※(岩石?山?限りなくアルプス?)
 ※(ハッ、最早これはピラミッドじゃないのか….、ってことは….、)
 ※(もっ、もしや俺の潜在能力が解放されるとでもいうのか…..。)
 ※【作者は心の病と日々闘っています。】

  

セクシー
 「…、詰まってません?これ、」
ご依頼主様
 「そうなんですよ、詰まっちゃって!」
セクシー

 「…、全力で頑張らして頂きます。

(何故直さないんだろう…。まぁ大丈夫だろう…。)」

  

ミトオシガアマカッタヨ

  

そんなこんなで、トイレ清掃と居室清掃を請け負ったセクシーですが、
次回衝撃の事実が明らかに!!
果たして、セクシーは無事に任務完遂できるのか??

 

次回《迎撃》御期待下さい。
洋式トイレ~🎶~
振り向かずに~
そこから~は~
私を忘~れてもいい~迷わないで~

【現場ストーリー】第七話《標的》


不意に感じる視線、直感的な閃き、無意識の内に感じとる何か‥、
それはもしかすると、その場に残る想いが貴方を呼んでいるのかもしれません。

嫌だなー!怖いなー!(師匠)
あなた方の知らない世界へようこそ。
案内人でオカルト研究家の
セクシー大下(牛より豚派)です。
ごきげんよう。

幼少時より稲川淳二氏(心の師)が大好きだったセクシーですが、まさか自分がこの様な体験をするとは、夢にも思いませんでした‥

あっ、あんま今回茶化さないのでご了承下さい。
まぁそもそも、
モノには限度ってもんがあるし、
楽しけりゃ良いとかぢゃねぇし、
べっ別にオンナとか興味ねぇし、

…取り乱しました。(ブレない。)
さて、ある日の現場、
小さ目な一軒家にて独居されていた家主様が孤独死、家の中はゴミ屋敷。
御依頼主様は遠方の親族の方で、
ご要望は部屋の中のモノは金銭以外は全て処分、家屋も解体後売却を検討中とのこと。

早速室内の作業に入りますと、どことなく違和感を感じます。
空気が重いイメージです。
どこの現場でも基本そうっちゃそうなんですが‥、
でも、違う!あきらかに違う!
一旦作業の手を止め、己の直感を信じるまま奥の和室に向かうと、
そこには扉の閉まったお仏壇が‥。

思い切って扉を開けると、一見普通のよくあるお仏壇ですが、御位牌の裏に何か有る。
手を伸ばしてみると、ソコには小さな骨壺が‥、
セクシー
「これか‥、」

許可を得て、恐る恐る開けてみると、
しっかりと御遺骨が収まっておりました。
御依頼主様もこれには驚きを隠せないご様子でしたが、「危うく廃棄するトコだった、助かった。」
と喜んでおられました。

注)特殊清掃タスカットでは遺品整理の際、一点一点全て手作業にて確認、分別が義務付けられております。間違っても誤廃棄等有りませんので、ご安心下さい。

話を戻します。
その後は滞りなく作業も終わり、御依頼主様よりご満足頂けました。

帰り道すがら、
セクシー
「もしかしたら霊感とかあったら視えてたんぢゃね?」
と一人呟いていると、
横から相棒
「視えないから仕事出来るんですよ、視えてたら‥仕事になんないでしょ。」
セクシー
「‥‥。」

フシギナコトモアルモンダ

恐怖体験ではないですが、この仕事してると不思議な事はままあります。
よく「怖くないのか?」と訊ねられますが、あんまり気になりません。
それよりも、
生きていく事の大変さ、難しさ、有り難さを教わります。
現場で体感する事の一部でも、読者様にお届け出来たら幸いです。

今回は、
真面目なセクシーでした!
シーユーエブリバディ!!

次回《偽装》御期待下さい。

お仏壇~🎶~
太陽は~
気ま~ぐれに~
一人きり~
夜~を待つ~