こんにちは。特殊清掃タスカットです。本日も特殊清掃の現場依頼が止まりません。急激な猛暑のせいでしょうか。例年より多い気がします。
特殊清掃というお仕事を始めたのは
☑ 誰かがやらなければならない仕事
☑ とても社会的な意義がある仕事
☑ 誰でもできる仕事ではない仕事
こんな3点からでした。
ただ、初めてこの記事を書きます。最近もずっと頭で思い続けているのですが、この仕事が無くなった社会は果たして、幸せなのか?不幸せなのか?という疑問。もちろん、誰かがやらねばならない仕事、そしてこの仕事に誇りもあります。また、それで事業が成り立っている訳だから、お給料も貰って、家族を養うことも出来ています。ただ、純粋に孤独死(病気、自殺でお部屋で)が無くなった社会って、気持ちの面で安らぎがあり、笑顔で温かみある人と人とが交流している絵図が浮かんでくるのです。なんだか、それなら孤独死が無くなればいいのに。。。。と。
現実問題、孤独死が無くなる。というのは考えずらいですが、理想は孤独死がない社会。だってお会いするご遺族の方々の悲しげな顔や、困った顔なんて正直接してて辛くなります。ただ、プロとして仕事はしますが、人としてはつらい。のが現実です。その分、寄り添えている実感はわきますが。
今は、特殊清掃のご依頼を頂いた際、お部屋をキレイにして、なるべくご遺族の方々が、故人をお見送りできる環境(時間やお気持ち)をプロとして尽力さえて頂いています。
特殊清掃事業者として、特殊清掃が無くなればよい。などと逆説した記事を書きましたが、やはりはお金のための仕事ではないんだな。と改めて実感しました。
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