自分の住む部屋は自分でキレイを保つのが一番の理想ですが、仕事が忙しかったりと中々時間をかけられず、掃除が後回しになってしまっている方、多いのではないでしょうか。
ただ、あまりに掃除をサボりすぎると住まいを汚す事に対する抵抗感が薄れてきて、やがてゴミ屋敷になってしまう場合も・・・。そうなると、自力で脱出するのがなかなか難しい状態になってしまう事もあります。 何とかそれを避けるためにも、今回は、今まで掃除をしたことなんてない!という方に送る、手軽ですぐに実践できる掃除の基礎やテクニックを、たっぷりとご紹介したいと思います。 これを読めば、掃除初心者のあなたでも、僅かな時間を使って、お部屋をキレイに保つ事ができますよ!
一番重要!お掃除の基本を学ぶ
手間なくお掃除を始めるためには、まず「掃除の仕方の基本」を学びましょう。 これを知っているか知らないかで、お掃除効率は全く変わってきます。
お掃除の基本4原則
1.お掃除は上から下に行う
例えば床を掃除した後に、天井についている照明器具や、棚の上を拭いたら汚れが落ちてしまった、という経験はないでしょうか。
ホコリは非常に軽く、重力によって高いところから低いところへ落ちていきます。また、掃除中は特にそうですが、いくら気を付けてもお部屋の中を浮遊し、最後は床に落ちていきます。
掃除の二度手間を防ぐためにも、高い所から掃除をしていくのは非常に大切なのです。
2.汚れは奥から手前に
お部屋を掃除するときに、入り口付近から初めてしまうのはあまり良くありません。
せっかく拭き取った汚れを、部屋の隅や角など掃除がしにくい場所に移動させてしまうからです。
例えばテレビボードや電話台など、壁面に設置されている家具のホコリ取りは特に、奥から手前に掃除していきます。こうすることで、絡めとった汚れを家具と壁の隙間に落とすことはありません。
3.狭い所から始める
家具と家具の間や、部屋の角・隅など、掃除がしにくい、狭い箇所から掃除を始めていくことで、除去した汚れを入り口付近などに集めていくことができます。
こうすれば汚れの取り逃しを最小限に抑えることができるため、少ない手間で掃除を終わらせることが出来ます。
4.洗剤を使う量はなるべく少なく
洗剤をじゃぶじゃぶ使えば、早く汚れが取れる・・・実はそんな事はありません。洗剤を使った後は水拭きや乾拭きなどで、残ってしまった洗剤をしっかりと拭きとってあげる事が重要なので、量が多すぎれば、その手間が増えてしまいます。
特に、強力な洗剤を使った場合は、少しでも洗剤が残っていると塗装が禿げたり、汚れがつきやすくなったりしてしまいます。 洗剤を使わなくても良い場所はなるべく使わず、必要な時も少しずつ足していく様にしましょう。
お掃除の必須道具
掃除の基本を学んだところで、次はお掃除に必ず必要となる道具をご紹介したいと思います。 今回は基礎的な内容なので、よくあるお掃除道具の紹介ですが、こんな場面でも使える!という活用方法も併せてお教えします。
雑巾
雑巾
誰しもが、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。 小学校の掃除の時間では大活躍だった雑巾は、お掃除を行う上でもとても頼りになる道具の1つです。 雑巾は本当に万能な掃除道具で、
- 乾拭きによるホコリ取り
- 洗剤を垂らして水拭き
- こびりついた汚れを傷つけずに取る
- 掃除後の仕上げの水拭き
など、乾拭きや水拭きをうまく組み合わせてあげることで、これ一つで全てのお掃除ができてしまうこともあります。 ところで、雑巾というとどういったものを想像されますか? 実は雑巾には色々種類があり、それぞれに適した用途というのは微妙に違っています。下に、代表的な3種類をリストアップしてみます。
1.綿雑巾
もっとも基本的で古くから存在する雑巾です。小学校で活躍したものきっとこのタイプでしょう。 綿雑巾の中でも、厚みのあるもの(1枚50g程度のもの)を選ぶと耐久性があるため、硬く絞ったりしても切れにくく、また比較的強い薬剤を使ってもぼろぼろにならないなど、長く使える道具になるでしょう。 一方、薄手のものであれば乾きが早いため、手軽に使うことができます。
2.化学雑巾
繊維自体に吸着剤を染み込ませたタイプの雑巾で、ほこりの吸い取りに適しています。素材は綿のものが主流です。 ただ、薬剤が染み込んでいるため、普段どおりに洗濯をするとそれが取れてしまって、吸着力が失われるケースもありますので、 必ず商品ごとの使い方を参照してみてください。
3.マイクロファイバークロス
繊維が通常の雑巾やクロスよりも非常に細かいため、繊維の隙間でしっかりと汚れを吸着することができます。 綿雑巾と同程度の吸水性を持ちながらも、乾きが早い特長があります。 また、こびりついた汚れでなければ、洗剤を使わずとも落とせてしまうだけの力があります。
どの雑巾を使えばよいのか迷ったら、オーソドックスな綿雑巾を手に入れましょう。どんなシーンでも使えるので、持っていて損はありません。
ほうき
座敷ほうき
ほうきも、基本的な掃除道具の1つです。 細かいほこりを取ったりするのは苦手ですが、食べこぼしや髪の毛などを集めたり、細かい隙間の汚れを掻き出すにはもってこいの道具です。
掃除機をかけてしまえば良い、という部分もありますが、電源がいらず、軽いという特長を活かして、部屋の隅、角に溜まった汚れをほうきであらかた集めてしまって掃除機で吸い取る、という様に使い分けをすると、手早く掃除を済ませることができます。
室内で使うほうきにもいくつか種類がありますが、ご家庭で一般的に使われるほうきを下にリストアップしてみます。
1.座敷ほうき
畳やフローリングの掃除に適しているほうきで、素材には、ほうき草というホウキモロコシの花穂を乾燥させたものが広く用いられています。 特に、畳がある場合は掃除機をかけるよりも、このほうきで汚れを掃きだした方が、畳を傷めずに掃除をすることができます。
2.ミニほうき
手軽に机の上のゴミを集めたり、下駄箱の中を掃除するときには小さいミニほうきを活用すると便利です。 ほうき草を素材とするものやポリプロピレン製のものなど種類も様々ありますが、簡単に水洗いできる、という点でポリプロピレン製のものを選んでも良いでしょう。また、ちりとりがついているタイプもあります。
掃除機
掃除機
今の時代、掃除にはかかせない道具かもしれません。 掃除機は色々なメーカが様々な商品を発売しているため、細かい比較方法はまたいずれご紹介したいと思います。
ただ、購入時にぜひチェックしたい項目は以下の通りです。
掃除機ヘッド(吸い込み部分)の回転ブラシ
横長の掃除機のヘッドを裏返すと、ブラシの付いたローラー状の器具が取り付けられています。
このローラー(回転ブラシ)が掃除機を前後に動かすときに同時に回り、細かいホコリや汚れを掻き込む事で、より効率的に汚れを取り除くことができます。 この回転ブラシには、大きく分けて次の2つの稼動方式があります。
1.モーターヘッド方式
モーターヘッド方式はパワーブラシ方式、パワーヘッド方式と呼ばれることもあります。 回転ブラシの部分に小型のモーターが取り付けてあり、それが独立する形で力強くブラシを回転させます。 また、更に強力なモーターを積んだ「自走式」と呼ばれる仕組みのものもあります。この場合、モーター自体が前に進む力を持っているため、力を入れずとも前にすいすいと進むことができますが、逆に方向転換をするときは少し大変になります。 従来は、この方式のものを畳に使うと痛んでしまうことがありましたが、畳でも使用可能なものも増えてきています。
2.タービンブラシ方式
タービンブラシ方式は、掃除機の吸い込む時の風力によってローラーを回転させる方式です。 回転力はモーターヘッド方式よりは劣るため、カーペットやじゅうたんの上では奥のほうに入り込んだ汚れまでは掻き出せないことがあります。ただ、フローリングなど汚れの入り込む隙間の少ない場所であればまったく遜色がありません。 また、モーターが内蔵されていない分、モーターヘッド方式よりは軽く、狭い場所での取り回しには適しています。
どちらの方式がより優れている、という事はなく、お部屋の基本的な形状に合わせて選択をするのがベストです。
例えば、フローリングのお部屋だとしたら、軽くて取り回しがしやすく、値段も比較的安い、タービンブラシ方式がオススメです。 一方、カーペットやじゅうたんなど毛足の長い素材の家具がある場合は、モーターヘッド方式を選んだほうが、手早く掃除ができます。
吸引仕事率
吸引仕事率とは、掃除機の吸引力を表す目安の一つで、W(ワット)という単位で表されます。 この数値が高いほど吸い込み能力が高い、と判断ができます。 フローリングなど、ホコリを取りやすい場所では、そこまで気にしなくても違いは出にくいですが、畳の目や継ぎ目、フローリングでも目地が深い場所などは吸引仕事率の大きいものほど、吸い込み性能に差が出てきます。
掃除機のタイプによって、平均的な数値はまちまちで、例えば充電式のスティックタイプ掃除機は300W以下のものが主流です。 他、海外製の掃除機では100~200W程度の比較的小さい吸引仕事率のものもありますが、ヘッドの形状がより床面に設置する構造になっているため、数値以上の吸い込み性能は確保されています。
ほとんどの場合、300W~500Wの範囲の掃除機を選んでおけば、吸引能力に悩まされること無く、どんな場所でも使えるでしょう。
集じん方式
集じん方式とは、掃除機が集めたゴミをどのようにまとめるか、という事です。大きく分けて次の2つの方式がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
1.紙パック式
使い捨ての紙パックを装着するタイプです。紙パックがゴミでいっぱいになったら、各メーカ、各機種ごとの適合品の紙パックを別途購入して付け替えます。 多少、そうした手間がかかる点がネックですが、基本的な吸引力は高く、紙パックを付け替えてしまえばいつでも最高の性能を発揮することができます。
2.サイクロン式
ダストカップと呼ばれるゴミを集める脱着可能な入れ物に集める方式です。サイクロン式とは、本来吸い込みの際にたつまき状の空気の流れをつくり、ホコリと空気を遠心分離、ホコリだけをダストカップに入れる構造を指しますが、そうでないものもサイクロン式と呼ばれることがあります。
紙パックを付け替えずに使えるために非常に経済的で、ダストカップがいっぱいになるまでは吸引力を落とさず使える点が特長ですが、ダストカップのゴミを捨てる際に細かいチリが待ってしまったり、フィルターを定期的に掃除してあげる必要があるなどの手間があります。
回転ブラシの形状や吸引仕事率、集じん方式の3点をまずは指標として、お部屋の形状や、あなたに一番あった使い方ができる掃除機を選びましょう。
スポンジ
スポンジ
スポンジも、特に水周りの掃除には欠かせない道具ではないでしょうか。 キッチンに常備しておけば、お皿やコップを洗うのにも大活躍です。 ただ、スポンジも他の掃除道具同様に、様々な種類のものがあり、落としたい汚れや箇所によって適切なものを選ぶことが重要です。
1.ソフトスポンジ
一般的なソフトスポンジは、不織布とウレタンが貼り合わされた形状をしています。 ウレタン部分に洗剤を付けて泡立たせた状態で掃除をすれば、傷つけずに掃除をすることができます。
2.ハードスポンジ
ちょっとガンコな汚れには、ハードスポンジがオススメです。 ハードスポンジにはウレタンが使われており、固着した油汚れを落とす場合には適切です。 ただ、力を入れて擦ると、表面を削ってしまうことがあるので、少し注意が必要です。
3.メラミンスポンジ
非常に細かい網目の構造を持ったスポンジで、メラミン樹脂をミクロン単位で発泡させて作られます。 洗剤を付けず、水で濡らして使うだけでキッチンの油汚れや蛇口の水垢、お風呂場/洗面所の鏡、ガラスの汚れを取ることができる、非常に便利で強力な掃除道具です。ただ、一見すると柔らかい素材ですが、細かい傷をつけながら表面を研磨する事で汚れを落とす性質を持っているので、浴槽などの樹脂製品に使うと、表面を傷つけてざらざらとした質感になってしまうので、使う場所には注意が必要です。
4.ネットスポンジ
ウレタンスポンジなどに、ネットをかぶせたタイプのスポンジで、主に食器を洗う時に使われます。 スポンジにつけた洗剤の洗浄力と併せて、ネットの凹凸が付着した汚れを掻き取ります。共にやわらかい素材で作られているので、食器など大切なものを傷つけずに洗うことができます。
普段のお部屋のお掃除には、ソフトスポンジがあれば十分です。お皿やコップなどの食器洗いにはネットスポンジが泡立ちもよくオススメです。
あると便利!なお掃除道具
上で紹介した掃除道具のほかにも、導入をオススメしたいものがあります。
ペーパーモップ
ペーパーモップ
ペーパーモップ、と言われても聞き覚えがないかもしれません。
市販されているペーパーモップの代表格といえば、「クイックルワイパー」です。 モップの柄の部分に、紙状のシートを貼り付けて、主にフローリング床のホコリを取るための道具ですが、シートの表面に凹凸を設けてあり、それによって、掃除機でも取りきれないミクロの汚れを絡め取ることができます。
必ず必要な道具ではないかもしれませんが、手間の無い掃除をするためにはぜひ揃えておきたい道具です。
実践!場所別の掃除方法
ここまでで、掃除の基本4原則と、主な掃除道具について紹介をしてきました。
いよいよ、具体的な掃除の方法をご紹介します。 ただし、ここでご紹介するのはあくまで、「手間いらずで、続けられる掃除の方法」です。 既にガンコな汚れが付いていたり、ものすごく汚れてしまっている場合にはこれだけではきれいにならない場合があります。
また、隅々まで掃除をするのではなく短時間で終わらせる、ことも重要だと考えていますので、そうした観点でご覧ください。
床面と机
フローリングのほうき掛け
ほうき、ペーパーモップ、掃除機を使ったフローリングや机の掃除方法をご紹介します。
- まず、下準備として、床に散らばっている物や、落ちている大きなゴミ(紙や袋、その他掃除機では吸えない物)はあらかじめ片付けるか、退けておきましょう。
- 次に、机の上のホコリをミニほうきを使って、床に落としておきます。ダイニングテーブルぐらいの大きさであれば、ササッと、10秒ぐらいほうきがけをすれば十分です。他にもテレビボードや背の低い棚があれば、天板を同じようにササッと掃いておきます。
- 今度はほうきやペーパモップを使って、壁と家具の隙間のホコリを表面に出しておきます。また、足つきの家具の下などは忘れがちなので、この時点でよくホコリを表面に持ってきておきます。
- ペーパモップがある場合、部屋奥の角から初めて、床全体を掃除してしまいます。こうしたモップはヘッドが軽い力で回転する様になっているので、なるべく進行方向とヘッドの向きを合わせながら使うと、取り逃した食べかすなどのごみも一緒に集めることができます。
- 最後に、掃除機を床全体にかけます。モップで集めたゴミがあれば、一緒に吸い取ってしまいましょう。
以上です。掃除機をかける前にペーパーモップを使えば、掃除機の排気でホコリを舞わせる可能性を最小限に抑えられるので、効率的にお掃除が完了できます。
畳
畳の目
座敷ほうきと掃除機を使った畳の掃除方法をご紹介します。 ほうきが無い場合で畳に掃除機がけをする場合は、畳に使えるタイプの掃除機を用いる他、ほうき同様に畳の目を意識して使うようにしましょう。
- 畳の目に沿って、部屋の奥から手前方向、最後に出口の順番にほうきでやさしく掃き進めます。ほこりは部屋の隅に溜まりやすいので、角っこは念入りに掃いてあげると効果的です。
畳には「目」があります。座敷ほうきであっても、目に逆らって掃くと目が痛んだりすることがあります。
- 出口付近に集めたホコリは、掃除機を使って吸い取ります。掃除機によっては畳を傷つけてしまうものもあるので、その場合は掃除機のヘッドは前後に動かさず、何回かヘッドを持ち上げながら移動させて、ホコリを取る様にしましょう。
キッチン
キッチン
キッチンの掃除で重要なのは「シンクの水垢」と「油汚れ」対策です。この2つは後から掃除をしようとしても、ガンコにこびりつくことがあり、余計苦労を強いられます。ただ、キッチンを使った後に一手間加えるだけで、簡単に対策することができますので、その方法をご紹介します。 ※ガンコにこびりついた汚れの清掃方法は別の記事にてご紹介します。
- 水垢対策
※最後に水分を取りきることが重要なので、洗っていない食器がある場合は先に処理しておきましょう。
1.食器洗い用の洗剤をソフトスポンジに付け、シンクを洗います。シンクの側面や角っこは意外と水垢が溜まりやすいので、念入りに。食器洗い用の洗剤は、できればクエン酸入りのものがベストです。
2.乾いたふきんなどで、シンクの水分を取りきります。 以上です。食器を洗ったついでに、スポンジに残った洗剤をシンクに落として掃除をしてしまえば、ほとんど手間無く済んでしまいます。
水垢の原因は、水に含まれる「カルキ」です。カルキはアルカリ性ですので、弱酸性のクエン酸で中和すると、効果的に落とすことができるのです。
- 油対策
油は粘度が高く、冷えると固まる性質を持っています。このため、付着してふき取り忘れた油は、部屋に舞っているほこりを吸着し、カチカチに固まってしまいます。こうなる前に、料理の後に一手間加えて、油を落としておきましょう。
1.アルカリ性洗剤か、重曹をスポンジに付けて油の飛び散った箇所をこすります。料理の最中にでた油は細かい粒子になって、壁面にも付着していますので、できれば換気扇周りの壁も軽くこすってあげると効果的です。
2.残った洗剤をふきんなどでふき取ります。 以上です。
トイレ
トイレ
トイレの掃除って、面倒に感じますよね。でもトイレに付着した汚れを放置すると、後で掃除するのがとてつもなく大変になってしまいます。 トイレに付着する汚れの主原因は「尿石」です。尿石は小水に含まれる成分によって作られますが、まさに石の様に硬くこびりつくため、スポンジでも、たわしでも落とすことは困難になります。
これを防ぐための方法は、ただひとつ。こまめに掃除をすることなのですが、次の方法であれば比較的簡単に掃除をすることができますよ。
重曹水を使った掃除
[重曹水の作り方] 1.スプレーボトルを用意し、重曹を小さじ1杯加えます。 2.水を100ml加えます。 3.キャップを閉め、よく振って重曹を溶かします。
トイレを使った後に、重曹水を便器に吹きかけ、トイレットペーパーで擦ります。 以上です。 他にも、トイレを使った後は必ず流すことを心がければ、尿石の付着も少し防ぐことができます。
お風呂
お風呂場
お風呂の掃除といえば、ほとんどカビ対策といっても過言ではないでしょう。 お風呂の湿気や温度はカビにとってはベストな環境であるため、しっかりとしたカビ対策を行うことが重要です。 今回は、そんな対策の中でも簡単で、比較的効果の高いカビの繁殖を防ぐ方法をご紹介します。
こんな方法も!最新テクノロジーで汚れを解決
なるべく簡単な掃除方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 掃除は汚れが溜まりすぎる前に、こまめに行う事が後々重要だと気づかされるものですが、それでも掃除をする時間が無い!面倒だ!という方は、ぜひ、掃除の自動化にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
ロボット掃除機
少し前に、iRobot社から「Roomba(ルンバ)」が発表されて以来、ロボット掃除機はひとつの市場ができるくらい、様々なメーカが参入してきて、数年前に比べてラインナップが非常に充実しています。
基本的なロボット掃除機の機能は、床の掃除です。フローリングや最近は2cm未満程度の毛足のカーペットであれば難なく掃除をして、自動的にホコリや汚れを取り除いてくれます。 少しの段差であれば、ほとんどのロボット掃除機には落下防止機能が付いているので、段差を検知すると方向を変えるので、放っておいても大丈夫です。
ただ、ルンバの様に学習機能が組み込まれておらず、部屋内をランダムに動き回るタイプのものもあります。こういった製品は価格面で魅力がありますが、一度掃除した箇所を何度も行き来する場合もあるため、掃除の効率は若干落ちてしまいます。
あまり広い部屋でない限り、ある程度の時間(30分程度)稼動させておけば大体の汚れは取り除けるはずですので、価格面と相談して決めても良いかもしれません。
また、Roombaの生みの親、iRobot社からは水拭きに対応した「Braava(ブラーバ)」といった新製品も登場している他、 窓ガラスを掃除するためのロボット掃除機も登場しています。
iRobot 公式サイト
Braava 公式サイト
ガラスクリーニングロボット WINBOT
水回り掃除機
水周りの掃除を自動で行ってくれる、ルンバの様な機械は、まだ世の中には出ていないようですが、お風呂の浴槽に関しては、バスユニットそのものに洗浄機構がついたモデルが登場しています。
ノーリツ おそうじ浴槽