あなたのお部屋は大丈夫?ゴミ屋敷化の危険度チェック
あなたのお部屋は大丈夫?身近にある、汚部屋のリスク
最近、テレビでもよく取り上げられる「汚部屋」や「ゴミ屋敷」。
ニュースになるのは、かなり重度に進行しているものがほとんどですが、いずれはそうなってしまうかもしれない、危険信号の灯ったお部屋は、実はあなたの身近にもあります。
また、若い女性でも片付けが出来ない方もいるようで、「汚ギャル」や「ゴミドル」なんて言葉もあるようです。
そんなニュースを見て、他人事と思いましたか?
いえ、実は身近でもなく、まさにあなたのお部屋が汚部屋になる可能性があるって、ご存知でしたか?
あなたの部屋は大丈夫ですか?
汚部屋やごみ部屋になる原因、気になるところですが、実は些細なきっかけや意識の変化によって起こることがほとんどなのです。
そうなると、あなたも可能性があるかもしれません。簡単にチェックしてみましょう。
- 最近悪いことが続いて、もう何もやる気がしない
- 仕事やプライベートが忙しく片付けやゴミを捨てることが出来ない
- 買い物が好きで必要以上に購入してしまう
- 片付け方法を知らないけど、一人暮らしを始めた
この中に1つでも当てはまるものがありますか?
もし、あった場合は、あなたのお部屋が「汚部屋化」「ごみ部屋化」する可能性も、0ではありません。
チェックリスト、その詳細
最近悪いことが続いて、もう何もやる気がしない
「仕事上で苦手な上司がいて、いつも怒られる」「彼氏/彼女に振られた」
人生には、起こってほしくないイベントが起こることがあります。こんな時、どうしても気持ちは塞ぎがちになりますよね。
「大丈夫、次がある」とすぐに気持ちを切り替えていける人なら良いですが、誰にでもできるわけではありません。そんな時、お部屋の状態ってどうなるでしょうか?いつもなら行っているゴミ出しや分別、しっかりとできますか?イライラや不安が膨らんでしまい、そんな余裕がなくなる事って、ありませんか?
実は、この時点で危険信号は灯ってしまいます。
一度溜まってしまったごみは、捨てるにしても種類ごとに収集日が決まっているため、しばらくの間は一緒に過ごさなければいけません。そうなると、そこまでしっかりゴミを捨てなくても、何とかなる気がする…といつの間にか意識が変わってしまうことがあるのです。
仕事やプライベートが忙しく、片付けやゴミを捨てることが出来ない
毎日忙しく働いていると、自分が出したゴミなのに、中々捨てる手間すら取れない事があります。
そうなると、それを見越して、しばらくゴミを置いておくためのスペースや大きなゴミ箱が必要になりますが、その用意もついつい後回しになりがちです。
その場合、部屋のこの辺りにペットボトルをまとめて置こうだとか、生活スペース全体をゴミ箱と考えてしまうケースがあります。これが積み重なると、「いつかまとめて捨てよう」と思っていても、そのタイミングも訪れない可能性があり、日に日に、ゴミと一緒に生活する危険があります。
買い物が好きで、必要以上に購入してしまう
これも、ストレスを多く抱えた方に多く、また、女性に多く見られる傾向です。
重度の場合、買い物依存症とも呼ばれるため、その点でも心配があります。
そもそも、何かを買うことは、それを所有することを一緒に考えなければいけません。
例えば、コンビニ弁当であっても、ゴミが一切出ないことはなく、当然食べ終えた後の空き容器は、それを捨てるまではあなたの部屋に保管されることになります。
他にも、トイレットペーパなどの日用品を、安いからといって、大量購入してしまう場合。トイレや倉庫の空きスペースに入りきらなければ、廊下や、トイレの外など、邪魔にならない部屋の片隅に置かれていくはずです。
この様に、部屋の空きスペースや置き場所を頭に入れた上で買い物をしていかないと、色々な場所に、未使用品が溢れ、次第に何を持っていて、何が足りないのかも把握しづらくなってしまいます。
こうならないためには、必要以上に買わない、替わりにこれを捨てる、などの自分ルールを作り、きっちり守っていくことが重要です。
片付け方法を知らないけど、一人暮らしを始めた
全てが新鮮で楽しい一人暮らし。
はじめは、足りないものも一杯ありますが、だんだんと暮らしになれる内に、色々なものが増えてきて、なんとなく充実した気分になります。
でも、一人暮らしを始めると、自分の部屋だけでなく、トイレやキッチン、お風呂、洗面所など全ての箇所を、あなたが管理する必要が出てきます。これって、実家にいる時との大きな違いなんです。
実家で暮らしている間、例えば廊下にその日着た服を放っておくと、家族に怒られてしまいますよね?そうでなくても、知らないうちに誰かが片付けて、しっかり洗濯もしてくれていたのではないでしょうか。
一人暮らしの場合、少し散らかしても誰も叱りません。そこが自由で楽しいところなのですが、あまりその環境に甘えすぎると、「一度も片付けをしていない」状況が発生してしまいます。
まとめ
あなたはいかがでしたか?一つも当てはまらなかったという方、ぜひその習慣を続けてください。
一つでも当てはまった方は、少し注意が必要です。
片付けには、こうしなければいけない、という明確なルールはありませんが、ひとつだけ、重要なことがあります。
それは、「片付けを習慣化すること」。
タイミングは何でも良いですが、一念発起して片付けるのではなく、ちょっとした空き時間にちょっとだけ片付けるなど、あまり間を開けずに、時間を取り過ぎず、こまめに行なっていくのが、片付け効果を高め、ゴミ屋敷化を防ぐもっとも近道なのです。